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ベルサイユのバラ

――解題――

 

 このパロディはいちおうアニメ版第1回『オスカル! バラの運命(さだめ)』準拠ですが、中身はまったく踏まえていません

 

 理由は簡単で、女帝マリア・テレジアを蓉子さまに充てたからです。原作・史実どおりだと、マリアテレジアはウィーンから動きませんので、今後の展開で蓉子さまネタが一切使えなくなるからです――だからといってこれではクロスにならないような気がしますが、まあ何とか今後……どうしよう(T_T)

 

 というわけでマリア・テレジアがフランスに来たことはありません。それどころかとくにルイ一四世晩年のスペイン継承戦争以来、ことに関係の悪化したブルボン家とオーストリア・ハプスブルク家との婚姻ですから、実際の手続きは双方とも意地の張り合いとなり、少しでも下に出たほうが負けとばかり――とてもオーストリア側からノコノコでかけられる状況ではありませんでした。

 

 あげく国境のライン河上の中州にテントを張り、その中でマリー皇女を素っ裸にしてすべてフランスのものに着替えさせる――などというバカなパフォーマンスまで行われたのは、原作やアニメにも描かれているとおりです。

 

 なおアニメ上記第1回はオスカルの紹介で終り、2回以降でオーストリア陣営が登場します。

 

 

 Oscar

オスカル

 

 『ベルサイユのバラ』の主人公。特別に近衛隊長を拝命してマリー・アントワネットに仕える男装の麗人。父のジャルジェ将軍に鍛えられた、武人肌の率直な性格。いったんはマリー王妃の恋人フェルゼンに思いを寄せるが、あえて思いを断つ。革命に共感して貴族の身分を捨て、市民の蜂起を助けてバスティーユ牢獄攻撃に参加、陥落寸前に流れ弾にに当たって死ぬ。

 

 

 Rascal

ラスカル

 

 有名なアライグマ。飼い主と別れて森に戻った後の行方は明らかではなく、そのためか『ベルサイユのバラ』には直には登場しません。

 

 

Andre

アンドレ

 

 オスカルの乳兄弟。貴族であり主筋のオスカルにひそかに思いを寄せるが、あえて彼女の影に徹する。のち視力を失った身でオスカルとともに革命に参加するが、ついに思いが通じて結ばれた次の日、バスティーユ攻撃の最中にオスカルに先立って戦死する。

 

 

Maria Theresia

 マリア・テレジア(1717-1780、1740に家督相続)

 

 若くして即位後にオーストリア継承戦争を戦い抜き、行財政改革に手腕を振るったオーストリア・ハプスブルク家中興の名君。ただし女子継承を認めないサリカ法に妨げられ、けっきょく1745年以降は名義上は夫君フランツ大公(当時に例外的な恋愛結婚で知られる)、夫の死後は長男ヨーゼフ二世を神聖ローマ皇帝・ハプスブルク家長に立て、自身は共同統治者として実権を行使。その曖昧な立場ゆえに掣肘され、とくに晩年は不本意なことが多かったという。

 

 

Joseph-Jeanne Marie-Antoinette

マリー・アントワネット(1755-1793)

 

 マリア・テレジアの末娘。融和政策のため、14歳で当時のフランス王太子ルイ、のちのルイ16世に嫁ぐ。革命が起こると浪費と放蕩の元凶として憎悪を一身に浴び、また王権回復のために打った手はすべて裏目に出て、王制廃止後は投獄され、革命法廷の判決により断頭台の露と消えた。その墓所さえ明らかではない。

 

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