ベルサイユのバラ ――解題―― |
ブルボン王朝末期のフランス。男装の麗人オスカルと王妃マリー・アントワネットを中心に、華麗な王宮ベルサイユ宮殿で繰り広げられる人間模様。やがて時代はフランス大革命へ――愛に生き、愛に死する人々の壮大なドラマ、って似合わないこと書いちゃったわよ、ちっ。
原作・今や声楽家兼業の池田理代子。シュテファン・ツヴァイクの伝記『マリー・アントワネット』を翻案した原作は、麗人オスカルと彼女に思いを寄せるアンドレ、そして彼らの死後はすべてのドラマの終焉を見届ける役割を背負った少女ロザリーという三人のオリキャラを加えて展開され、大人気をはくして今に至ります。
週刊マーガレット72年―73年に本編全82回。この他74年に外伝『黒衣の伯爵夫人』が発表され、単行本全10巻の巻末に収録。また84年―85年に外伝「名探偵ル・ルー編」が連載され、上下巻で発行されました。
この他、いうまでもなく『ベルバラ』の名前を一気に有名にし、同時にほとんど宝塚=ベルバラといわれるほどにヒットした宝塚歌劇の初演が74年。アニメ版が79年−80年で全40回(総集編1回)。主題歌の『バラは美しく散る』は最近ヴィジュアル系のバンド、ラレーヌによるカバーも行われています。
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