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解題

黄薔薇革命の赤い風

 

 元ネタは『火星の赤い風』。原作第1巻(文庫版)、テレビ第2回。内容的には、いずれもほぼ同じです。

 

 

原作あらすじ

停車駅 火星

停車時間 24.372時間

 

 999号は最初の停車駅・火星、大シルチス駅に到着。かつて多大な努力を払って改造されたこの植民星も、今はおとろえて、みる影もない。

 

 メーテルを列車に残して、ひとり町に出た鉄郎は、酒場の娘フレーメの案内で観光に出るが、それはフレーメの恋人、ゼロニモが鉄郎のパスをねらって仕掛けた罠だった。郊外で鉄郎を撃ち、パスを奪い取るゼロニモ。だが「いつか迎えに来る」という恋人の言葉を信じられなかったフレーメはゼロニモに銃を向け、ゼロニモはついフレーメを射殺してしまう。

 

 そこへ死んだはずの鉄郎が立ち上がる。胸元の金貨のフクロが盾となって、鉄郎を救ったのだ。再び対決するゼロニモと鉄郎。だが血を流す鉄郎が、生身の体と知った機械化人ゼロニモは、かつて生身の体のころ、夢や希望にあふれていた自分を思い起こし、わざと鉄郎に撃たれ「その体を大事にしろよ……」と言い遺して死ぬ。

 

 火星に吹く赤い風の音は、その赤い砂の下で眠る者の、すすりり泣きだと人はいう。――火星の赤い風は、今日も明日も、夢を果たせなかった者のために鎮魂歌を歌っているのだ。

 

 

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